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人間を作る

2013年08月09日 23:50


今回の仕事。

トレーナー人生で一番の難問であり、

一番の収穫であったと思います。


福井県馬術連盟主催の強化トレーニングに講師として呼んで頂きました。

9日8

全くイメージの湧かない馬術。

いろいろ調べて馬術とコンディショニングの接点を探しました。

探したんですが、なかなか見つからないんです。

一体何の要素が必要なのか?

9日7

実際の練習を見ただけではもちろん分からず、実際馬に乗せてもらったら

そこそこ乗れたんです。

それだけです。その体験だけで、腹をくくって。

結局、自分が乗れたのなら自分がやってきたコンディショニングでも通用するんじゃないか。

そういう根拠の無い自信で二日間指導させて頂きました。

9日6
9日3
9日2
9日4

いろいろ手探りで、自分の頭の中にあるもの全部ぶちまけたんです。

あえてテーマとして上げるなら「適応能力」でしょうか。

生き物に乗るわけですから、反応も素早い方がいいでしょうし、たまには強いパワーも必要です。

そうなると体幹の安定性(体側は特に。前後はある程度可動性が必要)、股関節の屈曲及び伸展パワー、

そしてアジリティー能力も求められます。

まだまだ他にも必要な要素は山ほどあります。



これで良かったのかどうか。。。



そして帰りの電車でふと気がついたんですが、接点なんて探す必要もなかったのかも?と。

結局スポーツにおけるコンディショニングの役割は、

動物としての「人」を作って行く事なのかも知れません。

ましてや、今回の参加者の大半がまだ学生です。

何を伝えても、何を実践しても全て身に付く時期です。


僕らの悪い癖で、競技の動きを意識し過ぎる事が多々あります。

その判断は選手がすれば良いのであって、僕らは正しいコンディショニングを伝えるだけで良いはずです。

2回目以降で、徐々に共同作業でその接点を見つければ良いだけです。


そう思うと、あらゆる分野でコンディショニングの必要性が高まって行くのではないかと思います。

言い換えればコンディショニングは「何にでも効く」という事です。


なんとも投げやりな感じの、自分を正当化しているだけの考え方かも知れませんが

なにより大事なのは「やること」です。

頭でっかちじゃ何も生まれないと言う事だけは、間違いありませんから。

9日1

この中からオリンピック選手が出ます。

福井県の馬術のレベルが全国でもトップクラスになり、馬術界でもコンディショニングが一般的になる。

そして多くの選手が腰痛等の怪我を経験せず、この素晴らしい競技を生涯かけて行う事が出来るようになる。


その第一歩を共に踏み出せた事を嬉しく思います。


吉村さん、この度は本当にありがとうございました。

僕を講師に招くなんて、かなりの賭けですよ。

佐藤先生、馬術をという競技を本当に分かりやすく説明して頂きました。

参加して下さった選手の皆さん。

いきなり現れて、訳の分からないコンディショニングを提供したにも関わらず

本気で取り組んで頂きありがとうございます。

よき出会いに感謝です。

では。



馬の話。続きはまた今度。

馬って本当にかっこいいです。



コメント

  1. MIYA | URL | NLNr8Ioo

    鈴川さんの「北陸通信」は、びっくりとうれしさいっぱいになりました。

    コンディショニングはいろんなことの土台となるのですね。

    鈴川さんは長~く長~く百歳すぎても、かっこいいトレーナーさんでいてください。

    高校野球部を指導される鈴川さんを私もみてみたいです。

  2. コーチ一年生と同い年の人 | URL | 9nzlwAxg

    今回のブログの内容とは外れていますが「福井県つながり」ということでお許しを。

    2012/07/29のブログを読み返しました。背番号23の。
    「身を削るべきはベテランですから。」の一文。まさに今の彼の姿そのもので本気で涙出ました。
    素人目ですが、彼自身あんまり納得のいく状態ではないのではないかと推測します。
    それでも厳しい場面を任され、冷静にそれでいて熱く強気に、今できるベストの球を投げている姿に心動かされます。

    もう一人のベテラン背番号20。(あ、福井県から離れてしまいました…)
    久しぶりに一軍で投げる姿を見て「ほ!ん!と!う!に!苦労したんだな」と、そして
    上から目線かもしれませんが「苦労して年を重ねた分、人として魅力的になったな。凄くいい空気をまとってるな」と感じました。

    お二人とも、このまま怪我などせず、今季最後まで一軍で投げる姿を見せてくれることを願っています。

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